介護士に必要な老人性うつなどの専門知識

介護士の仕事を行う際には、介護に携わるプロの立場であることをしっかりと意識する必要があります。そして、プロという立場である以上、働くうえではさまざまな専門的な知識が求められます。最低限必要な知識の1つが、高齢者の症状ごとにどのような注意が必要なのかという点です。症状の違いに関する知識がないと、間違った対処方法をしてしまい問題が悪化する可能性もあります。早期の対処が必要な症状も多くあるからこそ、介護士に必要な知識を得てより良い形で働けるような準備が求められるのです。例えば介護士に必要な知識の1つが、老人性うつに関することです。老人性うつは、65歳以上の高齢者の方がかかるうつ病のことを指しています。

注意が必要なのは、老人性うつの症状である「ぼーっとすることが多い」、「なんとなく元気がない」などの点が認知症にも当てはまるということです。認知症と症状が似ているため、知識がないと間違った判断をしてしまう可能性もあります。では、老人性うつと認知症を見分けるために、介護士はどのような知識を得る必要があるのでしょうか。わかりやすい見分け方の1つが、進行速度の違いです。認知症は徐々に進行するので発病してもすぐに気づかないことが多い一方で、老人性うつは短い期間に複数の症状が出るため見分けやすくなっています。うつ病の場合には、接し方の工夫や薬物療法が必要になる場合もあります。介護士に必要な知識を活かして、症状に合わせて医師と相談しながら適切な対応をすることが大切です。